30代になると、重要なファッション小物である財布はいいモノを持っておきたいですよね。
良い財布と言っても種類は実にさまざまですが、次のような選び方がおすすめです。
- 本物派:革にこだわったクラフトマン系の財布ブランド
- 知名度派:一目でそれとわかる海外の有名ブランド財布
- 個性派:デザインや形状が独特な人と被りにくいブランド財布
- コスパ派:値段の割に良質な革財布を展開しているブランド
- 高級派:高級財布の中でもワンランク高いブランドの財布
このページではメンズ財布ブランド全29種類を上記の系統に分けてまとめました。
読んでもらえれば必ず興味のある財布ブランドが見つかるはずです。かなりのボリュームなのでブックマークしてチェックしてみてください。
このページの目次
本物志向の30代におすすめ!メンズ財布ブランド8選

誰もが知るようなハイブランドのネームバリューよりも、本質的なクオリティを求めたい!
そんな30代男性には、次で紹介するようなクラフトマンブランドのメンズ財布がおすすめ。
ここでは8ブランドをまとめました。
COCOMEISTER(ココマイスター)
伝統技術を持つ日本の熟練職人の縫製技術、ヨーロッパの入手困難な最高級皮革、そして二つをフル活用した独創性あるココマイスターの本格財布。
豊富なバリエーションながらどれも飽きのこないデザインで、一目で「いい財布」と分かる圧倒的な高級感があります。ビジネスシーンが多い30代男性にはもちろん、カジュアルな服に財布だけピシっと持つのも格好良いですね。
持つ人を選ばず引き立ててくれる類の財布ブランドなので、30代男性へのプレゼントにもピッタリと言えるでしょう。
IL BISONTE(イルビゾンテ)
刺繍などのデザインはほとんど施さず、言ってしまえば飾り気のない無骨な革財布が特徴的なイルビゾンテ。
革のクオリティを追求し、レザー本来の風合いを活かしたメンズ財布はエイジングを楽しみたい本格派の30代男性におすすめです。(日本ではバッグも女性に非常に人気)
カラーパターンは豊富なので、スーツシーンなら暗めの色、カジュアルシーンなら明るめの色を持つのがいいかもしれません。
dunhill(ダンヒル)
革を加工してツブ感や模様・柄を表現したメンズ財布が多いダンヒル。エイジングを楽しむタイプではありませんが、品質は確かなものです。
基本的にはシンプルでシックなデザインの財布が中心なので、スーツやジャケットなど割とフォーマルな服装が多い30代男性におすすめです。
GANZO(ガンゾ)




画像元:www.ganzo.ne.jp
おすすめ年代:財布の価格帯:大正6 年から続く日本の名門革製品会社のブランド、GANZO。常にレザーの品質 を追求し、シンプルで重厚な機能美あふれる本格革財布が特徴。スーツとの相性も 抜群で、内ポケットに入る薄い財布「THIN BRIDLE」などのラインナップも豊富。
国産の紳士向け財布ブランドの代表格と言えるGANZO(ガンゾ)。革の質と縫製にこだわり、奇をてらったデザイン性はありません。
全体的に落ち着いた印象で、特に薄いブライドルレザーの長財布「THIN BRIDLE」など、スーツシーンを想定して作られたものもあります。
万双(まんそう)
GANZOと同じく国産の正統派革財布が魅力のブランド。老舗というほどの歴史はないものの、品質への追求は徹底しています。
独特なステッチから金具などのパーツ一つひとつ、コバ磨きまで特別なこだわりを持ち、それでいて価格も良心的。基本的にはフォーマルシーンが多い30男性におすすめです。
土屋鞄製造所
日本の老舗鞄メーカー、土屋鞄製造所。根っこの技術にトラディショナルな良さを持ちながら、どことなく現代風で洗練されたお洒落な印象もあるブランドです。
メンズ向けの財布も種類が多く、それでいて一つひとつ大切に作られたことを感じられる、ずっしりとした存在感があります。ブランドの知名度よりも品質を選びたい30代男性におすすめです。
CYPRIS(キプリス)
CYPRIS(キプリス)はクラフトマンシップに強い誇りを持ち、漆塗りや日本古来のなめしなどの伝統技術を用いつつ、独創的な財布を手掛けているブランドです。
技術遺産にも認定された確かな品質のハンドメイドでありながら、個性的な財布を持ちたい30代男性におすすめです。
大峡製鞄(おおばせいほう)
元々はランドセルメーカーのパイオニアと言える国産ブランド、大峡製鞄(おおばせいほう)。
妥協しない手作業、こだわり抜いた素材、機能美のデザインを兼ね備えた財布は30代に限らず、幅広い層の男性がさまざまなシーンで使いやすいでしょう。
知名度重視派の30代におすすめ!メンズ財布ブランド7選

誰にでも高級さが伝わりやすいのは、やはり海外の有名ブランドの財布。
露骨すぎるとイヤラしさがあって嫌う人も少なくありませんが、羨望を得ることもできます。
比較的知名度が高い、海外の7ブランドをまとめました。
Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)
革の編み込み(イントレチャート)を施した財布と言えばBottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)。
最近はさまざまなブランドから似た財布が出ているものの、持っていると大抵「ボッテガかな?」と思われるほどのパブリックイメージはあります。
ちゃんとした財布持っているなぁという評価は安定してあるので、ステータス性も重視したい30代男性にもおすすめです。
BVLGARI(ブルガリ)
あまりメンズ財布のイメージはありませんが、日本でブルガリを知らない人はもはやいないでしょう。
最近はブランドアイデンティティを控えめにした財布も出てきていますが、それでもお馴染みのドーナツ型マークは分かる人には一目瞭然。
「いかにも」なハイブランド感を演出したい30代男性におすすめです。
BURBERRY(バーバリー)
イギリスのトラディショナルなチェック柄「バーバリーチェック」が有名なブランド。
以前はメンズ向けライン「BURBERRY BLACK LABEL(バーバリーブラックレーベル)」という日本のメンズ向けラインがありましたが、現在はクリストブリッジという別ブランドに。
その代わりバーバリー本体の方でメンズ向け財布は増えており、デザインもチェック柄からシンプルなものまで多種多様です。
Cartier(カルティエ)
マリッジリングやジュエリー、時計が有名な海外のハイブランド、Cartier(カルティエ)。
女性人気の方が強いですが、敢えてカルティエの財布を持つ男性も似合えば粋ですね。アリゲーターなどのエキゾチックレザーは桁が変わりますが、大体のメンズ向け財布は3万円~8万円台とそれほど高くありません。
ハイブランドでも少し趣きをズラして個性を発揮したい、お洒落志向の30代男性は検討してみてもいいかもしれません。
ARMANI(アルマーニ)
イタリアの有名ファッションブランド、ARMANI(アルマーニ)は大きく二つのメインラインがあります。
高級路線が「GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)」、リーズナブルなラインが「EMPORIO ARMANI(エンポリオ・アルマーニ)」と覚えておきましょう。
メンズ財布のバリエーションはかなり多く、二つ折りや長財布、ラウンドファスナー、トラベルオーガナイザーまで揃っています。
GUCCI(グッチ)
多くの人が一目で分かる海外の有名ブランドGUCCI(グッチ)も、メンズ財布のバリエーションは豊富です。
ただし、シグネチャーパターンが柄になっていたりワンポイントで目立つようになっていたり、大抵の場合は表面で「グッチだ」と分かります。
これを良しとする30代男性にはおすすめですが、革財布のエイジングを楽しみたい本格派にはあまり向いていないブランドと言えるでしょう。
Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)
GUCCIやBottega Venetaほどの知名度はありませんが、Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)も海外の有名ブランド。
メンズ向けの財布はブランドシグネチャーが目立つデザインが多く、全体的に洗練されたモード&カジュアルな印象です。
大半が加工された革なのでエイジング目的としてはおすすめできませんが、少し人と違うハイブランド財布を持ちたい30代男性には合うかもしれません。
個性重視派の30代におすすめ!メンズ財布ブランド4選

人とは違う、ファッション性を重視した個性的な財布が欲しい!
そんな30代男性には次のような選び方がおすすめ。
- 独特な「色」で選ぶ
- 独特な「形状」で選ぶ
- 敢えてレディース財布を持つ
ここでは上記のような特性を満たせる可能性があるメンズ財布ブランドを4つまとめました。
YUHAKU(ユハク)
デザイナーの仲垣友博氏が立ち上げた日本のレザーグッズブランド、yuhaku(ユハク)。
財布を含むすべての商品は、絵画のような繊細で綺麗なグラデーションカラーが最大の特徴です。
一つひとつ手作業で独自の染色を施すため、当然ながら個体差も。インパクトのある個性的な革財布を持ちたい30代男性におすすめです。
Balenciaga(バレンシアガ)
Balenciaga(バレンシアガ)は海外の有名ブランドですが、女性人気の方が強いのでメンズ向け財布のブランドとしてはあまり馴染みがないかもしれません。
白や青、赤などビビッドな色合いの財布も多く、男性でも敢えて持ちこなすことができればお洒落ですね。
革財布としての楽しみ方というよりはカジュアルなファッション寄りではあるものの、個性を強調したい30代男性におすすめです。
aniary(アニアリ)
aniary(アニアリ)は日本のレザーバッグブランドですが、海外ハイブランドのようなセンスを感じる商品に溢れています。
メンズ向けの財布はカラーバリエーションが非常に豊富で、中には10種類近くの色を選べる財布も。
革の表情は活かしつつ絶妙な色合いを持ったお洒落な財布が多いので、色から財布を選びたい30代男性は見てみる価値があるでしょう。
Felisi(フェリージ)
女性向けの高品質バッグで有名なブランド、Felisi(フェリージ)。
財布もやはりメンズよりウィメンズ向けが多いですが、ユニセックスに使えるデザインも一部あります。
中でも同ブランドで代表的な蛇腹式の財布(通称コロコロ)は、機能性に惚れ込み使い続ける30代男性もいるほどです。
安い革財布が欲しい30代におすすめ!メンズ財布ブランド8選

革財布が欲しいけど、あまりお金をかけたくない…という男性も少なくないはず。
既出のブランドの財布では5万円~8万円が当たり前だったのに対して、ここでは2万円~4万円台で革財布を買えるブランドをまとめました。(中には1万円台の財布も)
COACH(コーチ)
海外の有名ファッションブランドとして珍しく、アメリカ発信のCOACH(コーチ)。
他の有名ブランドと比較しても勝るとも劣らない知名度でありながら、メンズ向け財布は割とリーズナブルで4万円あればかなり選べます。
落ち着きのある色合いやデザインが多いので、スーツシーン用にマネークリップは別に持ち、コインケースだけコーチ、といった持ち方もおすすめです。
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
かなり歴史あるイングランドのレザー製品ブランド、Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)。
日本のファッション雑誌で多く露出するようになったのは割と最近で、まだ知らない人も多いかもしれません。
耐久性のあるイングリッシュブライドルレザーを基調としたシンプルに格好良い革財布が多く、幅広いシーンで活躍できるでしょう。
ETTINGER(エッティンガー)
イギリス王室御用達の格式あるブランド、ETTINGER(エッティンガー)。
外装はエイジングも楽しめるカーフレザーなどのシンプルなブラック、内装に黄色やパープルなど明るい色を使ったツートーンカラーが特徴です。
上品ながら遊び心もあり、価格も5万円あれば割と選べます。スーツシーンからカジュアルシーンまで広く使いたい30代男性におすすめです。
OROBIANCO(オロビアンコ)
某テレビドラマで日本での知名度が急上昇したファッションブランド、Orobianco(オロビアンコ)。
メンズ向け財布は落ち着いた渋いデザインが多く、価格も1万円台~3万円ほどとリーズナブルです。
あまりハイブランド感を出さず、費用も抑えてシックな革財布を持ちたい30代男性にいいかもしれません。
HERZ(ヘルツ)
ハンドメイドの革鞄工房HERZ(ヘルツ)は、丈夫で機能性の高いメンズ財布も展開している日本のブランドです。
革本来の良さを最大限活かし、手作りの温かみを感じることができるエイジングにも向いた財布が特徴。
価格も安く、形状や材質もよりますが1万~2万円台なので、旅行やプライベート用のサブウォレットとしてもおすすめです。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を遂げたファッションブランド、TAKEO KIKUCHI(タケオキクウチ)。
メンズの洋服が有名ですが、実は財布も種類が豊富で、アンティークな雰囲気のものから少し派手なモダンなデザインまであります。
どれも値段は安く、1万~2万円台でさまざまな形状、色から選べます。財布にあまりお金をかけたくないけど革財布が欲しい30代男性におすすめです。
FARO(ファーロ)
FARO(ファーロ)はクラフトマンシップとモダニティの融合をコンセプトにした、比較的新しい日本のブランドです。
バッグの種類が多いですが財布もそれなりにラインナップがあり、1万円前後の安い財布から10万円以上のエキゾチックレザーの財布まで。
ブランドのネームバリューよりも、良質な革財布をお手頃価格で持ちたいという30代男性におすすめです。
Paul Smith(ポール・スミス)
カラフルなストライプでもお馴染みの有名ファッションブランド、Paul Smith(ポール・スミス)。
メンズ向け財布はマルチストライプをワンポイントアクセントにしたものから、モノトーンの落ち着いたデザインまで豊富です。
ビジネスシーンではあまり映えませんが、値段も1万~3万円台と比較的安いので、カジュアルに財布を持ちこなしたい30代男性におすすめです。
超高級!30代におすすめのメンズ財布ブランド2選

ハイブランドのメンズ財布の中でも、さらにワンランク値段が高いブランドもあります。
ここでは30代男性におすすめできる、10万円以上の財布が当たり前の代表的なブランドを2つご紹介します。
JIMMY CHOO(ジミーチュウ)
シューズが有名な高級ブランド、JIMMY CHOO(ジミーチュウ)ですが、メンズ向けの財布も。
ほとんどは星マークのスタッズが施されているため「JIMMY CHOOだ」と一目瞭然。それを良しとするかどうかは好みですね。
品質の割に値段はかなり高く、しっかり選ぶなら10万円の予算は欲しいところ。目立ちたがりの30代男性にいいかもしれません。
CAMILLE FOURNET(カミーユ・フォルネ)
入手が難しく極めて希少価値の高い、アリゲーターやクロコダイルなどのエキゾチックレザーを多く採用している高級ブランド。
10万円あっても長財布は選べず、手が届くのは二つ折り財布やカードケース、コインケースのみ。(エキゾチックレザーの長財布なら40万円程)
他のハイブランドと比較しても頭一つ抜けて値段が高いので、とにかくお金に余裕がある30代男性は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
このページでは30代男性のおすすめのメンズ財布ブランド29選を系統別にご紹介しました。
幅広いシーンで愛用できる財布を持つも良し、あるいはスーツシーンとカジュアルシーンで分けて持つのも、オンとオフにメリハリがあってお洒落ですね。
形状に関しても普段は長財布、スーツの時はマネークリップ+コインケースといった持ち方も。
愛着を持って共に成長していけるような、そんな財布が見つかれば嬉しいです。